CeloUG(Celonisユーザー会)第13回全体会議及び、第6回技術分科会を開催しました

CeloUG(Celonisユーザー会)は、2026年5月19日(火)、第13回CeloUG全体会議及び技術分科会を開催いたしました。

今回の会合は、最新の「Process Intelligence」へと進化するCelonisの未来を共有し、新理事2名を迎えた新体制のもと、コミュニティの次なるステージに向けて着実な一歩を踏み出す、非常に意義深い一日となりました。

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CeloUG(Celonisユーザー会)は、2026年5月19日(火)、第13回CeloUG全体会議及び第6回技術分科会を開催いたしました。

今回の会合は、最新の「Process Intelligence」へと進化するCelonisの未来を共有し、新理事2名を迎えた新体制のもと、コミュニティの次なるステージに向けて着実な一歩を踏み出す、非常に意義深い一日となりました。

第一部では、Celonisが単なるプロセスマイニングを超え、エンタープライズAIの実装を加速させる「Process Intelligence」プラットフォームへと進化を遂げた最新の製品・技術アップデートをデモを交えて紹介しました。第二部では、新理事による事例講演に加え、参加者全員が「継続的改善を文化として定着させる仕組み」という共通の課題について深く語り合うグループディスカッションを実施しました。

本レポートでは、当日のプログラムに沿って、そのハイライトをお伝えします。

【プログラム】

第一部:14:00〜15:00

技術分科会

「New Celonis : Enterprise AIを実現するProcess Intelligence - 可視化から自律的改善のプラットフォームへ」

太田 陸登 Celonis株式会社 バリューエンジニアリング統括本部 本部長

Wang Chong Celonis株式会社 バリューエンジニアリング統括本部 バリューエンジニア

第二部:15:00〜17:00

  1. 開会の挨拶:CeloUG理事
    近藤 裕司氏 KDDI株式会社 兼 株式会社5G Japan
    篠永 将輝氏 アフラック生命保険株式会社
    大槻 憲氏  株式会社マクニカ
  2. 新理事による事例講演(アフラック生命保険株式会社 / 株式会社マクニカ)
  3. グループディスカッション

第三部: 17:00 〜18:00

懇親会

【第一部:技術分科会】

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第一部の技術分科会では、Celonis株式会社の太田陸登が登壇しました。太田は、2011年のプロセスマイニング誕生から現在のエンタープライズ AIの実用化へ至るまでの、Celonisにおける劇的な進化の歩みを解説しました。

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現在、多くの企業がAI投資対効果(RoAI)の乖離に直面する中、AIを業績を変えるエンジンにする鍵は、業務文脈を理解するCelonis Process Intelligenceであると説明しました。本セッションで太田は、その核心となる3本の柱を詳しく紹介しました。

  • プロセスコンテキスト:AIに業務構造(流れ・例外等)を理解させ、最適な判断とアクションを可能にする「コンテキスト層」の提供。
  • AI駆動を加速する4つの技術的特徴:Zero Copy連携、マルチモーダルAI、OCPM、AIエージェントによる自律的な最適化。
  • 業務オーケストレーション:Orchestration Engineにより、ヒト・システム・AIを横断したプロセス全体のエンドツーエンドな継続的改善の実現

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続いてWang Chongが実機デモを行い、納期遵守率向上を例に業務オーケストレーションの具体像を披露しました。さらに、EVF(Enterprise Value Framework)やTransformation Hub、Process Benchmarkingといった管理基盤も太田が紹介し、Celonisが分析ツールから改善のプラットフォームへと昇華したことを説明しました。

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【第二部:全体会議】

第二部では、CeloUGの運営をリードする新理事の就任が発表されました。これまで理事を務めてきた近藤 裕司氏(KDDI株式会社)に加え、篠永 将輝氏(アフラック生命保険株式会社)、および大槻 憲氏(株式会社マクニカ)の3名体制で、日本のCelonisユーザー企業のさらなる成功と発展を目指し、コミュニティ運営を強力に牽引していくことになります。

1.事例紹介:

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就任挨拶に続き、新たに運営に加わったお二人による事例講演が行われました。

(1)アフラック生命保険株式会社 篠永 将輝氏 プロジェクトZERO 共通機能高度化トライブ共通インフラ活用・高度化スクワッド プロダクトオーナー

篠永氏から「タスクマイニングによるプロセス改善の実現と、Celonis AIを活用した予測による業務変革」の事例を紹介されました。

参加者からの声:

  • タスクマイニングの可視化、人員配置、ワンタップ査定など具体的な実例が非常に参考になりました。
  • リスク予想への活用など、会社全体で動いている方向性が素晴らしいです。
  • Celonis活用には『泥臭い作業が伴う』という言葉に非常に共感しました。

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続いてマクニカの大槻様からご講演いただきました。

(2)株式会社マクニカ 大槻 憲氏 アルティマカンパニー ビジネスプロセスマネジメント部 部長

大槻氏から「CelonisのProcess Automationによる受発注業務の自動化」の事例を紹介されました。

参加者からの声:

  • 出荷ブロック解除のメール配信やマスタデータ更新など、非常に分かりやすく実用的でした。
  • アクションフローやAnnotation Builderをフル活用した事例が良かったです。
  • 新しいやり方を導入する際、現場の声を大切にしながら段階的に進める重要性を再認識しました。

それぞれの組織において、これまでどのようにCelonisを導入し、どのような歩みで活用を広げてきたのか、実体験に基づく貴重な知見が共有されました。

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事例紹介の後は、参加者全員によるグループディスカッションが実施されました。

2. グループディスカッション

今回のディスカッションに向けては、以下の3つの先進的なテーマが用意されていました。

  1. 複数タスクを横断する「業務オーケストレーション」:ヒト・AI・自動化の協調。
  2. 継続的改善を「文化」として定着させる仕組み:体制、評価指標、経営層との接続。
  3. プロセスコンテキストを活かしたAI活用の設計:業務文脈の設計。



興味深いことに、当日のすべてのグループが、2つ目のテーマである「継続的改善を「文化」として定着させる仕組み」を選択しました。これは、多くの企業がツールの導入フェーズを超え、いかに組織全体で成果を出し続けるかという「運用の定着」に真剣に向き合っていることの現れと言えます。

各テーブルでは、CoE(Center of Excellence)のあり方や、現場のインセンティブ設計、経営層をいかに巻き込むかといった、実務に即した深い議論が交わされました。

最後に参加者から頂いたコメントの一部をご紹介します。

  • AI時代に合わせたCelonisの進化を知ることができました。各コンテキストをオーケストレーションしている重要性が理解できました。
  • 現在取り組んでいる業務改革や導入が、どのような未来につながるかのイメージが湧きました。
  • プロセスコンテキスト(コンテキストレイヤー)の話が非常に腹落ちしました。
  • プロセスマイニングのイメージが強かったが、活用の広がりを実感できて良かったです。
  • 他社の有識者の方の意見を聞けた点は新鮮。継続的改善を定着させることの難しさを共有し合えました。
  • 良いディスカッションテーマのおかげで、自社で悩んでいるポイントの意見交換をすることができました。

CeloUG事務局では、今後も全体会議や分科会を通じて、日本のユーザー企業のビジネスプロセス変革をサポートしてまいります。今回ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

次回の開催もどうぞご期待ください。

問い合わせ先: CeloUG事務局(Celonis株式会社内)marketing-japan@celonis.com