Celonisパートナーが語りあう「プロセスマイニングの価値を最大化する考え方」
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イベントの最後には、パートナー3社の代表者に登壇していただき、パネルディスカッションを行いました。
最初のテーマは、基調講演でも語られた「次世代の生産性」について。パートナー視点でどのように捉えているのかを語っていただきました。
アクセンチュア株式会社 ビジネス コンサルティング本部 コンサルティンググループ マネジング・ディレクターの木時 直様は「生産性の式は、分母が投下労働量、分子がそれによってもたらされる価値だと定義できます。これまで分母を最小化する取り組みが中心だったように思いますが、まだまだ抜本的な改革はできていません。これからは、分子の付加価値向上もポイントです。Celonisなら両輪を回して改善できると感じています」と述べました。
2つ目のテーマは、Celonisを使ってどのようにお客様を支援し価値をもたらしているのかについてです。
株式会社NTTデータ デジタルビジネスソリューション事業部 ServiceNowビジネス統括部長の我妻 智之様は、「プロセスマイニングは、イベントログをインプットしてボタンを押せば全てが終わるものではありません。データを分析して得た示唆をもとに分析を深め、問題の本質に迫るインタラクティブなプロセスが非常に大事であり、Celonisはインタラクティブなプラットフォームです。我々の価値は、コンサルティングとエンジニアリングが交錯する領域をサービスとして提供し、インタラクティブなプロセスをお客様と一緒に作り上げていけることだと考えています」と語りました。
最後のテーマは、Celonisの導入を通じて次世代の生産性を手に入れようとしている方々へのアドバイスです。
日本アイ・ビー・エム株式会社 IBMコンサルティング事業本部 オートメーション事業部長 Celonis推進日本責任者 パートナーの西垣 智裕様は、経営者層のプロジェクトへの巻き込み、「データを扱える人」「システムをわかっていてデータを抜ける人」「業務プロセスをわかっている人」の三者が集結したCoEの設置や、Celonis導入を目的とせず導入後の着地点への意識を持っていることが、短期間で効果をあげるポイントだと説明しました。
モデレーターを務めたCelonis パートナー事業本部 事業本部長の神田 祐樹は、基調講演での「日本を元気にしたい」という村瀬のメッセージを踏まえ、「Celonisだけは実現できません。変革にチャレンジするお客様、パートナー様、三位一体になって日本を元気にしていきたいです」と語り、イベントを締めくくりました。