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2020年を振り返り、そして新年に向けて

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小林 裕亨(Hirotaka Kobayashi)
代表取締役社長
Celonis株式会社

2020.12.23

2020年の振り返り

2020年は近年私たちが経験したことのない試練に挑戦する年となりました。新型コロナが人々の生活を混乱させ、人種差別に対する議論が改めて注目され、数え切れないほどの企業が永久に活動を停止するのを目の当たりにしました。しかし、2020年は、これらのことがあったにもかかわらず、新たなイノベーションと希望をもたらした年でもあったのではないでしょうか。医療の世界では、研究者や製薬会社がこれまでにないペースで新しいワクチンを開発しました。ビジネスの世界では、企業がこれまでにないスピードで新しいビジネスモデルや新技術を適応させていきました。

ITの観点から見ても、ITがこれほど人々の生活に大きな影響を与えた年はありませんでした。何年も何十年も停滞していたデジタル改革やデジタルトランスフォーメーションが、試練に挑戦する中で加速した一年でした。また、Celonisにとっては新たな方法で企業を支援するために、一歩を踏み出した一年でもありました。

新しいオフィス、新しい国、新しいチャレンジ

Celonisは2年前に東京オフィスを開設し、その後着々と規模を拡大してきました。この12月現在、社員数も増え日本でのCelonisのお客さまは50社を超えました。今年7月には日本で初めてのWebコンファレンスCelosphare Japanを実施しました。さらに11月には、株式会社SmartHR様、株式会社ミスミグループ本社様、KDDI株式会社様SAPジャパン株式会社様をゲストスピーカーとしてお迎えし、WebコンファレンスWorld Tour Japanを実施し、500名を超える皆様にご参加を頂きました。大変ありがたいことに、弊社へのお問い合わせも日に日に増えてきております。

この1年のお客さまとCelonisとの取り組みを振り返ると、プロセスマイニングに対して、私たちが予想した以上に大きく熱い反響をお客さまより頂きました。「データを活用した業務の可視化を実現したい!」と、コロナ禍の中、多くの企業の方が技術的な手段は異なっていても、いろいろと試行錯誤されていることが分かりました。そして、Celonisをご紹介すると「こんなソリューションがあるのか!」と喜んでいただく機会が多数ありました。

私たちは、進捗状況と成果に本当に満足しています。また、コロナ危機の中でカイゼンの見直しに懸命に取り組んでいる企業の要求に応えるには、Celonisが最適なソリューションであると確信しています。

日本でのプロセスマイニング認知の急速な広まり

一方、プロセスマイニング手法そのものの日本での認知度も着実に向上してきております。本年6月には日本で初めてプロセスマイニング手法の普及啓蒙を目的とした協会、「一般社団法人プロセスマイニング協会(APMJ)」が設立されました。また、本年10月にはプロセスマイニングの活用事例を特集した本、「プロセスマイニングの衝撃」がインプレス社より発刊されました。本書にはCelonisを利用して大きな成果を上げている、欧米のお客様事例が取り上げられています。

これから先、まだワクワクすることが起こると思っています。

2021年に向けて

「災い転じて福となす」、私は是非、2020年のこの大きな潮流をDXへの転換ポイントとして、2021年はさらに流れを加速させて、これから5年、10年先に向けたDXの大きなビジョンを描き、日本が前進していければと思っています。菅政権によるデジタル庁構想も強力な後押しとなるでしょう。

従来の、潤沢な労働力を惜しみなくつぎ込んで人々の頑張りで発展を築いてきた時代から、これからはデジタルデータを大量に活用して人々の知恵と工夫でレバレッジを利かせて発展を目指すことが出来る時代へと変革しなくてはなりません。「私たちの時代の産業革命」を起こすのです。

私たちCelonisが今取り組んでいるプロセスマイニング、そしてさらにその発展形である「Execution Management System = デジタルデータを活用しAI等先端技術を駆使した業務オペレーションの最適化」は必ずやこの「私たちの時代の産業革命」を強力に支援する、DXの道を拓くツールになると確信しています。その適用範囲は売掛金や買掛金管理の効率化などにとどまらず、CO2排出量管理などこれからの新しい時代に向けたニーズにも対応します。

全てがつながっていくデジタル時代の中、全世界の同世代と切磋琢磨していかなくてはならない、日本の若者のためにも、皆様と力を合わせて、日本のDX時代の礎を創り上げていく、それを2021年の目標としたいと思います。

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